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ヤングマンは、病魔と闘ったわけではない 2018-06-02

 
 こんにちは、開運なびの長樹(ながき)です。
 開運なび https://www.kaiun-navi.jp/


 さて今週はヤングマンこと、西城秀樹さんについてです。

 正直、西城さんについて書こうとすると、どうしても悲嘆なトーンになってし
まうため、書くのは止そうと思っていたのですが、やはりここは、書いておかな
ければと思う点があり、そうさせていただくことにしました。

 申し訳ないですが今週の記事は、自分が忘れないための備忘録のようなもので
す。ご容赦くださいませ。


 細かい背景は省略して・・・・、

 西城さんが急死して葬儀が行われる過程で、マスコミでは「長年病魔と闘い〜」
というフレーズが枕詞のように語られましたが、私は違和感を感じました。
 西城さんは(あえてヒデキはと言わせて頂きます)、決して「病魔」と闘って
いたわけではないと思います。
 彼はひたすら「天命」をまっとうしようとしていたのに違いありません。

 有名人というのは、良きにつけ悪しきにつけ、自らの言動を世間にさらし、あ
るときはロールモデル(お手本)に、あるときは反面教師になるという役割を担
わされています。

 では、ヒデキの天命とは?
 それは誰の目にも明らかでしょう。

 年若いうちはトップアイドルとして、健康そのもののヤングとして明るく歌い、
踊り、日本をわかせ、元気を出させてくれた。
 そして中年以降は一転、脳梗塞を患い、それでも寝たきりになったり、くじけ
て自暴自棄になったりするのではなく、厳しいリハビリに励み、必至にステージ
に立って歌おうとする。

 人生の前半と後半があまりに鮮やかな対比がありながら、彼は常に同じことを
やり続け、同じメッセージを発し続けてきました。

 それはヤングマンの歌詞のとおり、「君も、元気だせよぉ!」です。


 ヒデキの天命は、「皆を鼓舞」すること。
 若かろうが、老いぼれようが、病気に冒されようが、どんな状態になろうとも、
諦めない。前を向いて進むことが大切である。俺もがんばっているんだから、一
緒に頑張ろうよ。
 ヒデキは常にそう伝えていました。


 あえて彼が「闘っていた」というのなら、それは病魔に対してではなく、くじ
けそうになる「自分との闘い」に違いありません。その葛藤する姿をも世間に見
せることが、また彼の役割だったのでしょう。


 ヒデキが生前、著書で語っていた下記のフレーズが、それをよく表しています。

「人間誰しもゴール地点は死だが、そのゲートをくぐるとき、ちゃんと前を向い
て『進行形』でいたい。そう考えたとき、ある意味で覚悟が決まったような気が
する。もう今は、自分の情けない姿を、人前で見せることも厭わない。弱い心を
人に話すこともできるようになった」

 きついリハビリを積み重ねて『Y.M.C.A.』を歌えるようになり、今年の秋、
「つぎは『ローラ』を歌いたい」と語って、振り付けのトレーニングをやってい
たそうです。

 まさに「進行形」のまま逝ったその生き様は、見事。

 肉体のくびきから解放された今は、きっと帰幽された先で大きなコンサートを
開き、自由自在に歌って踊っていらっしゃることでしょう(まだ早いかな?)。

 何十年先になるか分かりませんが、私もまた、ヒデキのコンサートに行かせて
いただきます。
 それまでは、あなたからのメッセージ通り、自分に負けず、ひたすら『進行形』
を続けます。

 ヒデキ、今までありがとう!


 今週はこのへんで。
 合掌


 パワーストーンの意味は「パワーストーンなび」へどうぞ
https://www.kaiun-navi.jp/navi/powerstone/index.html


【今週の開運金言】

「人間誰しもゴール地点は死だが、そのゲートをくぐるとき、ちゃんと前を向い
て『進行形』でいたい」
(西城秀樹『ありのままに 3度目の人生を生きる』)


※この記事は、開運なびのメルマガ『長樹ラパンのパワーストーン星占い』からコラム部分のみ抜粋したものです。
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