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もしシュンガイトなかりせば、ロシア帝国もあらず!? 2015-08-15

 
 こんにちは、開運なびの長樹(ながき)です。

 お盆休みの方は多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
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 さて今回は、久々に「お、これは!!」と感じる石に出会いました
ので、読者の皆さんにご紹介致します。


 その名はシュンガイト(シュンガ石)。

 ロシアのカレリア共和国、オネガ湖周辺でのみ採掘される珍しい石
です。
 石といっても非結晶質であり謎が多いため、鉱物としてはまだ認め
られていません。
 主要成分は炭素で、およそ20億年前(先カンブリア時代)のプラン
クトン等が化石化したものではと考えられています。

 宝石の王様・ダイヤモンドも、主成分は炭素ですが、シュンガイト
の見かけはダイヤとはまったく異なり、艶消しの地味な黒色。どちら
かと言えば墨に近いイメージです。

 しかしシュンガイトは、奇跡の石と呼ばれるほど凄いパワーを秘め
ています。
 そのパワーとは、シュンガイトが地球上で唯一、天然フラーレンを
含む石であること。


 女性の方なら、一度は「フラーレン」という言葉を耳にしたことが
あるのでは?
 アンチエイジングやしわ・たるみ防止をうたった化粧品に配合され
ている成分です。

 フラーレンの大きな特徴は、活性酸素を消去し、無害化する作用。

 活性酸素は、細胞を酸化させ(サビさせ)る犯人です。
 私たちの身体は、毎日発生する活性酸素と戦っているのですが、40
歳を過ぎる頃からその戦闘能力は極端に落ちていきます。

 老化です。

 老化を進行させないためには、体内で活性酸素を大量に発生させな
い工夫が必要なわけですが、フラーレンは強力な抗酸化物質として働
いてくれます。そのため肌の老化防止などに効果が高いとされている
のです。

 そればかりか、免疫力のアップ、エイズ治療や遺伝子治療にも応用
可能と考えられ、今後の医療を大きく変えるのではとさえいわれてい
ます。


 そんなフラーレンを含むせいなのでしょう、シュンガイトの産地で
は、昔から健康に良い「癒しの石」と伝えられ、シュンガイトを入れ
た水を日常的に使用してきました。
 シュンガイトを浸した水を使うと、「傷や病気の治りが早い」「病
気にかかりにくくまる」とされ、切り花や果物も長持ちすると言いま
す。

 しかし史実にはもっと大きな影響が隠されていました。
 シュンガイトがなければ、もしかしたらロシアは今のような大国に
はなっていなかったかもしれないのです。


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 ロシアはかつて、ヨーロッパの端っこにいる一辺境国家に過ぎませ
んでした。

 当時の強大国家と言えば、スウェーデン。
 このスウェーデンに挑戦したのが、ロシアのピョートル一世です。
 1700年から21年間続く大北方戦争でスウェーデンを撃破し、バルト
海の覇権を奪取。
 海上交易ルートを確保し、富国強兵政策を推し進め、自らロシアの
初代皇帝ピョートル大帝を名乗り、ロシア帝国の礎を築きました。


 ピョートル一世は活動的な大男でしたが、手先が器用な職人肌で、
外科医としての腕前も相当だったそうです。
 しかし悩みもありました。
 近隣の強国スウェーデンの圧迫と、様々な内臓疾患を患っていたこ
と。

 そんなピョートル一世が出会ったのがシュンガイトでした。

 彼の祖母はシュンガイト水を飲んだことで不妊症を克服したと言わ
れ、感謝の気持ちを込めてカレリアに修道院を建てさせました。
 ピョートル一世も、医師に命じてシュンガイトを研究させ、自らシ
ュンガイトを浸した水を使うなどして実験。
 その効果を確信し、シュンガイトを産出するカレリアに、ロシア初
の療養所を設置。負傷した兵士たちを送り込み、シュンガイトを使っ
て浄水した温泉水で治療させたそうです。


 シュンガイトは、ピョートル一世のもうひとつの悩みを片付けるの
にも役立ちました。
 スウェーデンとの天下分け目の戦いです。

 それまで強力なスウェーデン軍になすすべ無く、後退を続けさせら
れていたロシアですが、ピョートル一世は軍の近代化を進め、反転攻
勢に出ます。

 1709年7月、東ウクライナのポルタヴァで、スウェーデン軍とロシア
軍が対決。
 このとき両軍共に下痢などの内臓疾患に悩まされ続け、兵隊の士気
はダダ下がりでした。
 そこでピョートル一世は、兵士にシュンガイトの携帯を命令。
 この石で浄水した水を飲んだロシア兵は内臓疾患から解放されて元
気を取り戻し、数に勝るスウェーデン軍を撃破。
 この「ポルタヴァの戦い」が言わば関ヶ原となり、東ヨーロッパの
覇権はスウェーデンからロシアに移行。巨大なロシア帝国が誕生して
いくことになりました。


 歴史に「もしも」は禁物です。
 しかし、もしもシュンガイトがロシア領内で発見されていなかった
ら、もしもピョートル一世がシュンガイトの効力に気づかなかったら、
「ポルタヴァの戦い」の結果は変わっていたかもしれません。
 また、こうしたエピソードも、後代の人々によって多少膨らませて
語られているのかもしれません。

 しかし「ポルタヴァの戦い」は史実であり、シュンガイトに含まれ
るフラーレンという物質が、アンチエイジングや医療の分野で大きな
注目を浴びていることも事実です。
 今後研究が進めば、さらに多方面の可能性が開けてくるに違いあり
ません。



 今回、開運なびには、カレリア共和国産のシュンガイトで作ったブ
レスレットが入荷しています。

 もちろんこのブレスを付けたからといって、直ちに肌が美しくなっ
たり、シワが消えることは考えづらいのですが、天然フラーレンを含
むシュンガイトに日常的に触れていることは、老化防止の一助になる
可能性はあります。
 少なくとも、健康のためのお守りが欲しいと思っている方には、今
一番お奨めしたいアイテムです。
 美容や健康、老化が気になっている方なら、ぜひ試してみてくださ
い。
   ↓
シュンガイト ブレスレット
シュンガイト ブレスレット




 それではまた次回

 祈開運!




【今週の開運金言】

「人間はつねに、自分が理解できない事柄は何でも否定したがるもの
 である」
(パスカル『小品集-幾何学的精神について』より)


※この記事は、開運なびのメルマガ『長樹ラパンのパワーストーン星占い』からコラム部分のみ抜粋したものです。
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