「人酔い」しがちな人におすすめ 〜モスコバイト 2015-10-10
こんにちは、開運なびの長樹(ながき)です。
突然ですが、ここで問題です。
トルコの商人がヨーロッパに持ち込んだため、その名が付いた石と
は何でしょう?
簡単ですね。
答えはターコイズ(トルコ石)です。
では、ヨーロッパで「モスクワのガラス」と呼ばれた鉱物は?
これを知っている人は、ちょっとしたパワーストーン通ですぞ。
答えは、モスコバイト(muscovite)です。
モスコバイトはガラスなの?と思いきや、さにあらず。
モスコバイトは雲母(うんも、Mica=マイカ)の一種で、薄く何枚
にもはがすことができ、半透明で、熱や電気を伝えないことから、昔
はストーブや炉の小窓に、ガラスの代わりとして取り付けられました。
ヨーロッパでは窓ガラスの代用品とされたこともあったようです。
ロシアのウラル山脈で良質のモスコバイトを産出し、モスクワ経由
でヨーロッパに輸出したことから、「モスクワガラス」と呼ばれてい
ました。
それにちなんで、鉱物名は、モスクワのガラスならぬ、モスクワの石
=モスコバイトと命名されたわけです。
「muscov」はモスクワの意味で、「ite」は鉱物種を示す末尾語です。
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今週、開運なびのサイト上には、モスコバイトを使用したブレスレ
ットをアップしました。ご覧ください。
↓
モスコバイト・ブリリアンブレスレット
画像をご覧になると、アレ?と思うかも知れませんね。
全然ガラスのイメージがない、赤い点々ビーズ・・・。
これは水晶の内包物としてモスコバイトが結晶したもの。
赤い点々がモスコバイトです。
ますますガラスっぽくないですね。
モスコバイトは、日本語では「白雲母」と書くように、本来は無色
や白色の鉱物です。
ストーブの小窓に付けられたのは、無色透明の、自結晶した原石で
す。
ところが、モスコバイトは含有する微量成分により、様々な色合い
を見せます。
もっとも一般的なのは、マンガンを含んで赤色〜褐色を帯びた「マ
ンガン白雲母」。
現在パワーストーンとして市場に出ているモスコバイトのほとんど
は、このマンガン白雲母が、水晶内にインクルージョンとして結晶し
たタイプになります。
白雲母なのに赤っぽい、ややこしいですね・・・(^^;)。
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名前はややこしくとも、モスコバイトはとても有用な石。
せわしない社会に生きる私たちに、多大な恩恵をもたらしてくれま
す。
それは、「スピリチュアルな絶縁体」としての効果です。
絶縁体とは、電気を伝えない素材のこと。
電化製品には必ず使われていて、人が触れても感電しないのは、絶
縁体があるおかげです。
モスコバイトは象徴的な意味で、エネルギーの絶縁体として機能し
てくれます。
たとえば、繁華街の人混みの中に入ると、どっと疲れたり、気分が
悪くなる人もいるでしょう。
それは他者の放つエネルギーを短時間に多量に浴びて、自分のオー
ラが汚れたり、場合によっては破れたりするからです。
人混みではなくとも、通りがかりにちょっとしたことで見知らぬ人
から悪意を受けることもあれば、普段生活していても、人間関係のも
つれから嫉妬や邪念を放たれる場合もあります。
強いエネルギーに反応し、抵抗してしまうと、さらに強いエネルギ
ーを発生させることになってしまいます。
このような場合は、「避ける」ことが賢明です。
モスコバイトはあたかも絶縁体のように、持ち主のオーラを封じ、
外部からのエネルギーに「感電」することを防いでくれるとされます。
自分の周囲に見えない防御シールを張るようなものと考えればよい
でしょう。
いわゆる「人酔い」しがちな人は、とくにお守りとして身につけて
おきたいものです。
この他にも、モスコバイトには知っておきたい有益な効果がたくさ
んあります。下記をクリックして意味ページもご覧ください。
↓
モスコバイトの意味
それではまた次回
祈開運!
【今週の開運金言】
「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ」
(シェイクスピア『マクベス』より)
※この記事は、開運なびのメルマガ『長樹ラパンのパワーストーン星占い』からコラム部分のみ抜粋したものです。
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