「紅白」はなぜおめでたい？ ～ 紅白の力を宿した石・サードニクス 2017-10-28

　
　こんにちは、開運なびの長樹（ながき）です。
　開運なび https://www.kaiun-navi.jp/


　総選挙も終わり、ようやく街も落ち着いてきましたね。

　先週日曜の夜は、テレビをつければ選挙特番の嵐。
　当選した方は、選挙事務所で支援者と共に万歳三唱。お決まりの風景です。

　しかし、ふと疑問に思ったことはありませんか？
　なぜ選挙事務所には、紅白の幕を張るのだろうと。

　もちろん、おめでたいからですね。
　紅白は「ハレ」の象徴で、紅白幕はもちろん、慶事の水引、紅白まんじゅう、
縁起物などに使われます。

　では、なぜ「紅白」はおめでたいのでしょう？


　紅白のルーツは諸説あり、源平合戦が赤と白の旗を立てて行われたからとか、
赤は魔除けで白は神聖な色だからとか、赤は女性の経血で白は男性の精液を意味
するなどとも言われています。
　赤と白は「相対する性質」を表現しており、両者は対立するものではあるけれ
ど、仲良くなればこれほどめでたいことはない、ということなのでしょう。

　結婚や出産など祝い事に用いられる紅白の水引は良い例です。
　赤は女性、白は男性。２色が結び合い、新しい世界が創られていくシンボルに
なっています。
　水引のルーツを大陸から運ばれた荷物のヒモに求める解説も見られますが、そ
れはひとつの事象であり、もともと人間の生理感覚として「赤と白の結び合いと
共存」が前提にあったと思います。それゆえに、何かおめでたいこと、祝い事に
は、水引や幕に限らず、紅白を用いた事物を用いることになっていったのでしょ
う。


　実は石にも、紅白の力を宿したものがあるのです。
　それはサードニクスです。アゲート（瑪瑙、めのう）の一種で、赤色と白色の
帯び状の模様が浮き出た美しい石です。下記をご覧ください。
　　↓
サードニクス ブレスレット



　サードニクスは古代から宝石として重要視され、新約聖書にも記述があるほど
です。
　興味深いのは、この石が、「夫婦和合の石」「幸せな家庭をもたらす石」と考
えられてきたことです。

　そのような意味付けがなされた理由は、やはり「赤白二色が、ひとつの石に収
まっている」からです。女性と男性は、相対する性質を持ちながらも、夫婦とし
て結び合い、互いに力を合わせることによって、新しい家庭を築き、新しい生命
を産み出す力を得る、というわけです。
　日本の「紅白＝おめでたい」という発想に通じるのは、洋の東西を問わず、人
間の生理的な感覚が同じだからなのでしょう。

　サードニクスのさらなる解説は、下記ページに掲載しておきましたので、ぜひ
ご覧ください。
　　↓
　 サードニクスの意味
　https://www.kaiun-navi.jp/navi/powerstone/sardonyx.html

　パワーストーンの意味は「パワーストーンなび」へどうぞ
https://www.kaiun-navi.jp/navi/powerstone/index.html


　それではまた次回
　祈開運！



【今週の開運金言】

「愛するということは、自分の愛する相手の生を生きることである」
（トルストイ『文読む月日』）


※この記事は、開運なびのメルマガ『長樹ラパンのパワーストーン星占い』からコラム部分のみ抜粋したものです。
メルマガのご登録は下記へどうぞ。
http://www.kaiun-navi.jp/navi/uranai/index.html#Anchor359791