カールおじさんとクロネコの暗示する近未来 2017-11-11
こんにちは、開運なびの長樹(ながき)です。
開運なび https://www.kaiun-navi.jp/
ヒュゥゥ~と、木枯らしの吹く季節になって来ましたね。
気がつけばもう11月。
巷では、そろそろ「今年の重大ニュース」なんて話題が出てきています。
個人的に今年衝撃を受けたニュースといえば、やはり、明治のスナック『カー
ル』が東日本で販売しなくなったことでしょうか。
昔よく食べたお菓子ですし、スーパーに行けばあって当然と思っていたわけで
す。しかし、考えてみれば、最近はずっと食べてなかったな~、と。
なくなると思うと、当たり前のように寂しい。カールには思い出もあり、とく
に初めて口にしたシーンは今でも覚えていたり。こんなお菓子、珍しいですよ。
とはいえ、ここ何年も買ってない自分がいて、これじゃ、「カールおじさん、
いつまでも側にいて」なんて言える立場じゃないよな~、と.....。
明治の元会長にインタビューした記事がまた、そうだよなぁと思わされました。
↓
元会長が激白!明治が泣く泣く「カール」から撤退するまで
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52455
記事によると、カールの製造ラインは非常に多くの場所を使い、配送もかさば
るので「空気を運ぶようなもの」。それを今売れているチョコレートの製造や運
搬に変えていかないと、チョコの生産が間に合わない状態だったそうです。
とは言え、
『カールのようなロングセラーを積極的に止めたいなんて人は、社内にほとんど
いないんですよ』
『我々だって、みなさんが思う以上に、商品への気持ちの入れ方は強い。それは
どの商品だって同じで、とくに長いブランド商品はなおのこと』
ゆえに、販売をすべて止めるには忍びなく、下した決断が、東日本での販売中
止であったとのこと。まさに苦渋の決断だったのですね。
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カールに限らず、今まで「あって当然」と思っていたお店やサービスが、突然
なくなることは珍しくなくなっています。とくに近所の商店街に古~くからあっ
たお店が、売上の問題や後継者難でシャッターを閉める事例は、後を絶ちません。
いざなくなると、「エー、なんで!」と思いますが・・・。
自分もさほど利用しなくなっていたので、原因の一端はまわりまわって自分だ
ったりするわけです。
もちろん利用しなくなるのはそれなりに理由はあるわけですが、なくなる前に
なんとか工夫して欲しかった、というのが正直な気持ちだったりもします。
そういった意味では、開運なびがお世話になっているヤマト運輸さんが今年値
上げに踏み切ったことは、勇気ある決断だったのではないかと思います。これも
個人的には今年の重大ニュースですね。
あれだけきめ細かい宅配サービスを普通に行っているのは日本くらいなもの。
しかしそれは宅配に限らず、きっといろいろな仕事の現場での「当たり前」が、
本当は全然当たり前レベルではなく、ものすごい労力がかかっているはず。
あなたの職場でもそうではありませんか?
おそらく日本のデフレは、私たちの「当たり前」思考に原因があるのでしょう。
こんな記事が出るくらいですから、誰もが気づき始めていますよね。
↓
日本流「過剰サービス」は誰も幸せにしない
「カネを取れないサービス」は本当に必要か
http://toyokeizai.net/articles/-/173041
しかし今後は潮目が変わっていくような予感がします。
近い将来、デフレ脱却の経済ニュースが流れるとき、『2017年のカールとヤマ
トがひとつのきっかけだった』なんて話になるかも知れません。
あ、今週は石とは関係ない話になってしまいましたね。
失礼いたしました。(^^;)
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それでは今週はこの辺で
祈開運!
【今週の開運金言】
「生きるための職業は、魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする」
(阿部次郎『三太郎の日記』)
※この記事は、開運なびのメルマガ『長樹ラパンのパワーストーン星占い』からコラム部分のみ抜粋したものです。
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